Annie クリスマスコンサート 2007 五番街のくるみ割り人形

M00 オーバーチュア・M01 トゥモロー・M02クリスマスを歌おう

 クリコンの幕開けはやっぱりこの2曲から。クリスマスの幕開けを飾る軽快なリズムに乗ってのタップも4度目。これを聴かないとクリコンって感じがしないのですが、今年は堂々センターのポジションをキープ!もちろんこれがラストってこともあるかもしれないけど、4年間の積み重ねは大きいのです。それに、出演アニーズのなかでは最年長(実際は女の子で2番目)なので、リーダー的存在であるのが効いているのでしょう。およそ1年の間眠っていたアニーズとしての「かがやき」は失われずに完全復活のクリコンスタートでした。

出演アニーズ: 06・07全員

M07 フリードレス


 N.Y.C. と並ぶ TAP KIDS の見せ場として定着したフリードレス。歌詞通りの「バートが見せる笑顔のタップ」そのものですが、今年は06メンバーメイン、というか、ホントに麗奈ちゃんメイン!(07TAP KIDSのみなさんゴメンナサイ)昨年は、帽子を落とすというアクシデントもちょっとありましたけど、今回はそれが絶対に許されないポジション。でも4度目のフリドとなればそんな心配も全く無用でした。音響係なぞ全く要らない完璧なステップ。クリコン限定でなく、本公演で見せることができたらどんなに良かったか、言葉では言い表せません。バート・ヒーリーをやってみたいと言っていた麗奈ちゃんの想いが少しは伝わったのでは。

出演アニーズ:
06 伊藤麻友・村山留美(ストチャ)、
平井麗奈・山本実奈・高野瑞夏・川ア春香・藤松祥子・本多陽葉・本多玲菜・安藤さくら・市川宥一郎・酒井將伍・菊池健汰・茂川拓杜(タップキッズ)
07 伊藤有沙・栗原沙也加(アニー)、小田切美織・松田愛美(モリー)、春原早希・飯塚萌木(ケイト)、飯沼ひかる・川島想妃愛(テシー)、宇山玲加・矢野杏奈(ペパー)、諸岡英実・乗本萌(ジュライ)、岩瀬光世・勝田麗美(ダフィ)、根本玲奈・戎怜菜(ストチャ)、平田了祐・稲田英幸(タップキッズ)


M08 行進曲

 このナンバーから、サブタイトルにあるくるみ割り人形をモチーフにしたストーリーが展開。曲もチャイコフスキーの楽曲からセレクト。アニー以外のアニーズが、(アニーズの枠から飛び出して)色々な人形の精になるという設定で色とりどりのコスプレ風衣装を身にまとって登場。メイドさんがいちばん目につくところですが、麗奈ちゃん他、TAP KIDS数名は真っ白なバレエダンサーの衣装。いつも踊るときもなかなか見せることのない姿だけに、恥ずかしげにしてる様子が顔に大きく表れていました。ここでのダンスの振りは、人形という設定のため、ちょっと機械的というか、今密かに流行りのアニメーションダンスに近い動きかな。今までの麗奈ちゃんからは想像もつかないような、ビッグなショーがここから始まります。

出演アニーズ: 06・07全員

M12a 花のワルツ

 バレエダンサーの格好をした人形は金平糖の精。先に踊り出した4人に続いて、麗奈ちゃんもここからTAP KIDSという枠を飛び出してバレエダンサーとして青山の舞台に。バレエの素養はタップと同じだけの年数なので、小さい頃からバレエを続けている子に比べたら、少しぎこちない面もあったかも。でも、基礎はジャズもバレエも同じ、そこは踊るために生を授かった麗奈ちゃんのこと、少し露出のある衣装の恥ずかしさは隠せない面もありましたが、美しい動きを見せてくれました。ピルエットに命を懸ける(少し大げさ?)麗奈ちゃんですから、回るのは文句なし!
 今回、TAP KIDSに精の役を割り当てられたのは偶然だと思います(人数その他の影響もあったと思います)が、いつもは見せることのない隠れた業を見せる機会を与えられ、TAP KIDSをやっていて本当に良かった、今までのダンスライフで最も幸せだったと思える瞬間だったと思います。

出演アニーズ:
06 加藤茜・服部杏奈(アニー)、吉池愛、金本南希、斉藤瑞季、生駒春奈、安西楓、伊藤麻友、村山留美、
平井麗奈、本多陽葉、本多玲菜(M12より連続)、安藤さくら(M12より連続)
07 伊藤有沙・栗原沙也加(アニー)、飯沼ひかる、川島想妃愛、宇山玲加、矢野杏奈、諸岡英実、乗本萌、岩瀬光世、勝田麗美、高田奈々、尾久葉優衣(M12より連続)、井田彩花、尾作早紀(M12より連続)

M15 N. Y. C.

 アニーと人形の精たちが歩くニューヨークの街みたいな感じになってましたが、ここはTAP KIDSの本領発揮の場。TAP KIDSは元の燕尾服姿に戻り、最高のタップショーを見せてくれました。ここだけ切り離しても十分出し物として通用するステージ、誰もがまたとない感動を覚えるシーンでしたが、総勢22人のTAP KIDSを率いるまとめ役のひとりが麗奈ちゃん!4年間で築いたチカラのすべてをここに示している、Renahこと平井麗奈がステージにいました!06年の本公演で放った輝きをそのまま、いやそれ以上の眩いものがステージの上に。昨年のクリコンみたいに多く回転をキメルってのはなかった?いやその素振りはあったかも。回ってなくても回っていたと思いたいですね。
 オケが終わってストップモーションがかかったその瞬間、会場は盛大なクラップに包まれ、興奮のあまり涙する子もいましたけど、決して涙見せずスマイルを貫き通した麗奈ちゃん。思わず名前をコールしたくなるほど、ボルテージは最高潮に達していました。舞台経験はこれからも数多くあると思うけど、これだけ熱気に満ち溢れたステージは後にも先にもこのクリコンだけなのでは。


出演アニーズ: 06・07全員

M17 クリスマスメドレー・M18 ニューディール・M19 We Wish You A Merry Christmas

 クリコンの終盤を飾る定番の3ナンバー、全体が大きく変わった今回のクリコンでも、ここだけは変わらぬクリコンらしさを醸し出していました。これで歌うのは本当に最後になる麗奈ちゃんですが、それは全く感じさせません。来年も赤いTシャツを着て歌っているんだろうなとどうしても思わずにはいられないものがあるのです。
 一瞬、客席に向けてVサインを送った麗奈ちゃん、そこには達成感と充実感に溢れたゴールのテープを切ったランナーのような満面の笑みがこぼれていました。


出演アニーズ: 06・07全員(M19のみ'08出演者は除く)

M20 トゥモロー

 2007年のAnnieのクライマックスでもあるけど、'06アニーズ、そして麗奈ちゃんにとってのクライマックスでもあるのがこの大合唱。昨年までは、「来年のクリコンではよろしく」という意味で、次につながるものが必ずありましたけど、今回はそうではなく、完全に巣立ちの場です。08アニーズの紹介を見て、2年前のクリコンのときの姿、そして急遽立つことになった4年前のクリコンのときの姿が麗奈ちゃんの心の中を駆けめぐったことと思います。
 強くなることを毎年学んだ麗奈ちゃん、Annieを成り立たせるもののひとつはスマイルであることをしっかりと肝に銘じ、
最後の最後もスマイルで!

出演アニーズ: 06・07・08全員